ちっちゃな黒猫発見！
こんにちは！仕事休みのソラノウミです。
猫好Yと久しぶりにカラオケに行こうと言う事になり、近所のカラオケBOXに行く事にしました。
自転車に乗り、ぺちゃくちゃと喋りながら自転車をこいでいたその時です。

猫好Y「猫の声がした！！」
猫好Y「聞こえた！」
猫好Y（自転車をこぐのをやめ辺りを物色しだした）

猫好Y「子猫の声やった！」
高層マンションの前。自転車を止め花壇の方に歩いていった。
「ミャー」（聞こえてしまった…）

猫好Y「聞こえた？」

どうしてなんだろぅ。私は今までの人生の中で子猫の鳴き声なんて聞こえた事がない。
まさか…あの話は、本当なのか…
野良猫達は拾ってくれそうな人、助けてくれそうな人の情報交換をしているとゆう…
そして、その人の前にわざと現れるとゆう…あの話
(；ﾟДﾟ)（キャーーーーーー）
心の中で そんな事を考えていると、また鳴き声が聞こえた。
声が小さすぎてどこにいるのかわからない。
花壇の中には入れないしふたりで隙間を探してみたけど見当たらない。
マンションの端には柵があり裏の道までが見えるようになっている。

近づいてみると裏の道でも子猫の声が気になった人がいたみたいで、親子で子猫を探している姿があった。
私たちもまわりを一周してみたが見つからないし、声も聞こえない。
その時、猫好Yが！

猫好Y「見えた！ちっちゃかった！あそこ！」
私は猫好Yが指さす方に近づき、目をこらしてみたけど子猫の姿はなかった。
それから15分くらいその場所で子猫が現れるのを待った。
いつの間にか子猫の声も聞こえなくなったので諦めてカラオケに向かった。
フリータイムの時間はもう終わっていたので、３時間くらいカラオケを楽しんだ。
帰りに近くのラーメン屋さんでご飯を食べた。
そのラーメン屋さんはさっき子猫の鳴き声がしたマンションの近くだ。
猫好Yは言った。

猫好Y「もう一回探してみてもいい？」
（きっとそうなる事はわかっていた）

猫好Y「捕まえる！」

猫好Y「保護して里親探してあげる」
（里親か…）
猫好Y「わかってる！」

猫好Y「ありがとう！」
ちっちゃな黒子猫保護！
私と猫好Yはあのマンションに向かった…
さっき子猫がいたマンションはもうすぐだ。
今度は裏にまわってみよう。自転車を止め柵の付近まで近づいた。
どっかいったかなぁ？
猫好Y「うーん。そうやなぁ」
向こう側も行ってくる！猫好Yは自転車に乗った。
私も後を追った。そしてマンションのエントランスの前を通った時。
猫好Y「どうしたん！」
私は自転車を止めマンションのエントランスの方に向かった。
中に黒い子猫がいた！
猫好Y「凄い! よく見つけた！」
ふたりでエントランスのガラスにはりついて子猫の動きを見ていた。（完全に怪しいふたり）
マンションの中には入れない。子猫はウロウロしている。
マンションに住んでる人が帰ってきたら一緒に中にはいれるので待つことにした。
10分
20分
こんな時に限って誰も帰ってこないよね。
マンションの前に警備会社の電話番号が貼ってある。
猫好Yは電話して事情を話して扉を開けてもらえないか聞くと言って電話をかけた。
警備会社の人が今から来て扉を開けてくれると言ってくれた。
私たちは警備会社の人を待つ事にした
1分
3分
キタッーーーーーーーー！
マンションの住民帰ってキタッーーーー！
（マジか!!）
警備会社の人より先に住民が…(；ﾟДﾟ)
すぐに後を追い、中に入った。
子猫はびっくりして走り隅の凹みの中に逃げこんだ。
猫好Yと一緒にその穴をそっと覗いた。
子猫は泣きそうな顔でこっちを見てる。
その凹みはあまりにも狭く…即ゲット!!
子猫確保！と同時に警備会社の人到着。事情を説明しました。
せっかく来てくれたのに本当に申し訳ないことをしてしまった。ほんとごめんなさい。
そして私たちは子猫を連れて帰りました。
野良の子猫確保は二回目なので少し慣れていました。
次の日その黒い子猫のお家を作りました。
すぐに壊されました…
（作るのに数時間かかりましたが…）
里親を探すはずだったのに、いつのまにか家猫になっていました。
