おっきい野良猫クロとの出会い
こんにちは。猫暮らしもそろそろ板についてきたソラノウミです!
この度またしても野良猫を保護いたしました。
ブログを更新していなかったので厳密には昨年の夏の事です。
このおっきい黒猫との出会いは私がこの家に引っ越してきてからすぐでした。
家猫のシャーッ!と言う声が聞こえたので慌ててみに行くと網戸越しにこのおっきい黒猫がいい感じで座っていました。
初めての来客猫です。
黒猫は家猫が怒っているのに全然動じません。
それからそのおっきい黒猫はたまに顔を出すようになりました。
たまに顔を出しては家猫を眺めていました。
同じ黒猫同士だから気になるのかなぁと思ったりもしたけど理由はわかりません。
おっきい黒猫はとても警戒心が強く近くに寄ろうとするとすぐに離れて行きます。
数時間休憩してはどこかに帰っていくのか居なくなります。
不定期にくる時期が続き2年位経ったある日突然さわらせてくれるようになりました。
それからは頻繁に顔を出すようになりました。
裏のおばあちゃんに聞いたところおばあちゃんも、そのおばあちゃんのお友達も、この黒猫にごはんをあげてたみたいです。
この頃には私も黒猫がいつ遊びにくるか分からないので家の玄関前にカリカリをおいていました。
そんな生活が数年続いたある日のことです。
家の塀の上に白黒猫を発見しました。
その白黒猫はアッとゆうまに懐くようになり家の玄関に住み着くようになりました。
白黒猫が家の玄関前に居着いてからはおっきい黒猫は白黒猫が鬱陶しかったのか少し遊びにくる頻度が減ってきました。
そして数ヶ月後その白黒猫を、おっきい黒猫より先に保護することになりました。
正直おっきい黒猫との付き合いの方が何年も長いので心が痛みました。
今まで外にいた白黒猫が家の中からおっきい黒猫と対面した時、おっきい黒猫はどう思うのかと思うと..
だけど黒猫は白黒猫が外に居ないとわかると毎日のように遊びにくるようになりました。
私が仕事から帰ってくる時間がわかるのか帰ると数分後には玄関前にいます。
家の付近でスキップしてるみたいに軽快に我が家に向かっていくおっきい黒猫の姿を見つけます。
さすがに私の方が着くの早いだろうと帰ると、すでに玄関前に座っていたこともありました。
そしておっきい黒猫はいつの間にかずっと玄関に居るようになりました。
そうなると私も居心地良くしてあげたいと思うようになり専用の椅子みたいなものを作りました。
夜はそこで黒猫と毎日一緒に座りお喋りしていていたんですよ。
おっきい黒猫クロのベンチDIY
この手作りの椅子は大のお気に入りです。
椅子の下にコンテナを改造したものを置いているだけどこの中ではあんまり寝てくれません。
夏はよしずをたてかけ日陰にすると気持ちよさそうにだらだらしていました。
今更ですがこのおっきい黒猫のことは「クロ」と呼んでいます。
なんのひねりもありません。
夏から秋くらいにけては台風がきます。
ニュースで台風が大きそうな時は一旦家のゲージの中に避難させていました。
そして冬になり今度は寒さ対策です!
散々考えたあげく玄関の前に犬小屋を置きました。
猫にはおっきいかなと思ったけど組み立てたらクロにはいい感じの大きさのようです。
そしたらクロは小屋の中に入っていき全然出てきませんでした。笑
そこからは犬小屋を自分のお家と認識してるのかどこかに行くこともなくなり、ほとんどをこのお家で過ごすようになりました。
冬対策としては、小屋の中に段ボールを入れ込んで二重構造にします。
その中に毛布を入れ毛布の中に湯たんぽを包んであげるとゆう。
いたれりつくせりの三部構造です!
ちなみに湯たんぽのお湯は1日2〜3回かえてましたよ!
クロはこのお家の中が大好きで冬はご飯の時以外は湯たんぽにへばりついてました。笑
クロがケガをした!
一度、クロが小屋から出てこなくてご飯も少し残した時にどうしたのかな?と思ったんだけど1回目はそんなに気にしませんでた。
その次の日はご飯をほとんど残しました。
びっくりして小屋の中に手を入れて身体中を触りまくったら耳の横がめっちゃ腫れ上がってて慌てて病院い連れて行ったことがありました。
原因は喧嘩をして傷ができてそこから細菌が入り膿が溜まったみたいです。
その膿をだしてあげないと痛みが続くらしいので膿をだすことになりました。
これがまた凄い。
先生が膿のとこをぷすっとすると膿がでてきます。それがもう半端なくででくるんですよ。
こんなに溜まってたんですか!ってくらい膿でるんです。
診察室でずっとワーワー言ってしまいました。
野良猫がこんなことなったら、どうなるんですか?って先生に聞くと、破裂するまで待つしかないそうです!野良猫ちゃんはほんと過酷です。
そして先生は私に「でも、このこは喧嘩に負けてませんよ!喧嘩に負けてる場合、傷はお尻の方につくんです」と言ってくれました。
この先生は、クロを連れて行くと、いつもクロのカラダをみて、
「いい筋肉してますね〜何歳くらいでしょうね〜けっこういってますよね〜」と嬉しそうに言ってくれます。
膿をだしきったクロは、すぐに元気をとり戻し、傷が治るまでは少しかかったけど、病院から帰るとすぐにご飯も食べれるようになっていました。
連れてってよかったと思う反面、2〜3日気づかず、その間は痛かったろうなと思うと申し訳ない気持ちにもなりました
野良猫歴10年以上のおっきい黒猫保護!お家猫に!
そしてついに!「クロ」をお家の中にまねくことに決めました!
クロはずっとお外で暮らしてきました。
このあたりの人と環境もよかったせいか野良猫の中ではけっこうな年まで生きてくることが出来ました。
すごく頭のいいこで喧嘩も強く、自分のテリトリーを守り続けることができてきたのだと思います。
うちには猫がこの時点で4猫います。
私は猫を保護するときに、お家猫の1番のお兄ちゃん猫よりおっきい猫は絶対に保護はしないでおこうと決めていました。
なのでクロを保護することにはかなり慎重に考えました。
完全におっきいからです。
だけどまた夏がきてお外は暑いし台風も心配..
そして大好きなおばあちゃん猫もお空へ旅立ちました。
おばあちゃん猫が旅立ったことも大きな後押しになったと思います。
世界猫の日 (2021.08.09)
8月8日保護決行!!
といっても捕獲器とかいりませんし時間もかかりません。
玄関あけたらクロいます。数秒でキャリーに入れお家の中へ。
前日にレボリューションはしてるけど2〜3日はゲージで過ごしてもらいます。
外にだす時にはお風呂に入れました。意外にお風呂は今までのこの中ではマシな方でした。
ずっとブログ更新してなかったので現在2022年の9月です。
あれから1年以上たちクロは現在どっぷり家猫に変身しています。
ただ他の猫とは一緒にしていません..
他のこ達とは別々に部屋を分けていています。
クロのいる部屋に普通に入れるのは、お外で顔見知りだった白黒猫のうしおだけです。
やっぱり一緒にできるこばっかりじゃないってことを今回初めて学びました。
猫達の住み分けについてはまたゆっくり書いていきたいと思います。
だけどもう夏の暑さも冬の寒さも心配なくなりました!
クロは湯たんぽが好きみたいで家の中全然寒くないけどたまに湯たんぽいれてあげてます。
そしたら満足そうにしてるので次の冬もたまにはいれてあげようと思います。